みなさんは「カカオニブ」をご存知ですか?
カカオ豆を焙煎して粉砕したもので、香りはチョコレートそのもの
しかも、チョコレートのように余計な糖分や添加物がふくまれていません。
私はそんなカカオニブにひかれて、オーガニックのカカオニブを500gも購入しました。
余計な物がふくまれていないチョコレートなんて最高!(^ω^)
と思い食べてみると・・・
( ^ω^)・・・マズイ!
私は呆然としました。
ネットでは「ポリポリしていて、おいしい」などと感想が載っていたのですが、
こ、これは・・・チョコ風味の木クズだ・・・と思い、
495gくらい残ったカカオニブを、そっと戸棚の奥に封印したのでした。
なんとかおいしく食べれる方法を試行錯誤してみる
その後、パンケーキに入れたりハチミツと混ぜて食べてみたり、
なんとかチョコレートにならないか?
と思い、コーヒーミルでゴリゴリ挽いてみたりしたのですが
どうもうまくいきません。
※コーヒーミルで磨り潰そうとすると、油分が固まってミルがとんでもないことになります。ご注意ください。
ネットで調べても、すり鉢で延々とゴリゴリするような苦行しか見当たらず
途方に暮れていましたが、家にあったフードプロセッサーで色々と試行錯誤してみると
あまり労力を使わず簡単に
そこそこ・・・いや!ほぼチョコレートだ!
と思えるほどの物が作れるようになったので、紹介したいと思います。
正確にはチョコレートスプレッドというものだと思います。
フードプロセッサーで簡単!ほぼチョコレートレシピ!
必要な物
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カカオニブをフードプロセッサーに適量投入
カカオニブをフードプロセッサーに適量投入します。
今回はなんとなく100gを使います。
少なすぎるとフードプロセッサーの刃に届かない可能性があるので、
フードプロセッサーの刃が当たる量を投入してください。
ブラウンの「ハンドブレンダー マルチクイック5」という物の チョッパーアタッチメントを使っています。 MQ535 ブラウン マルチクイック 5 ハンドブレンダーを楽天市場で見てみる MQ535 ブラウン マルチクイック 5 ハンドブレンダーをアマゾンで見てみる 「ほぼチョコレート」専用マシンと化してます。(;^ω^) |
お湯を少しずつ加える
フードプロセッサーが耐えられる温度のお湯を少しずつ加えていきます。
ブラウンのチョッパーアタッチメントは80℃以上のお湯はだめ、
と書いてあったので、70℃程度のお湯を加えています。
※カカオニブの油分であるココアバターを溶かす目的もあるので、なるべく熱めのお湯が良いです。
ここから、「お湯を少し加えたらフードプロセッサーを回す」
という動作を繰り返します。
最初の方は容器の側壁にカカオニブがくっつくので、
スプーンやお湯をかけたりして下に落とします。
だんだんカカオニブが細かくなっていきます。
注意点として、お湯を入れ過ぎてサラサラにならないように気をつけてください。
ハチミツのように、側壁からなんとか流れ落ちる濃度が理想です。
時々食べてみて、カカオニブの粒度をチェックしてください。
お湯を少し入れてフードプロセッサーを回す、を20分くらい繰り返していると
こんな感じで艶が出てきます。
ここまで来ると粉っぽさがほとんど気にならなくなるので、
自分の舌でチェックして、問題なければ次の段階に移ります。
ここの段階で無糖の「ほぼチョコレート」になっているはずです。
温かい牛乳や豆乳と混ぜたりすればおいしくいただけます。
仕上げに糖分や乳成分を加える
ここからは、さらなるおいしさを求めて
「ほぼミルクチョコレート」とするべく
糖分と乳成分を加えていきます。
私は砂糖よりもGI値が低い「てんさい糖」を使っています。
また、乳成分は粉状の物でないとシャバシャバになってしまうので
ホエイプロテインやスキムミルクなどが良いです。
筋トレをする方はだれでも家にあると思うのですが、 ホエイプロテインが良いです。 ホエイプロテインはお腹を下す原因とされている。 「乳糖」がほぼ取り除かれており、 牛乳アレルギーや発がん性が疑われている「カゼイン」も入っていないので、 牛乳を飲むと必ずお腹を下す私が飲んでも問題ありません。
また、粉状なため何か月も常温保存が可能です。 私はたまに料理に使う程度なので、 牛乳の代わりにホエイプロテインを使っています。 Amazon.co.jp ※レシチンが添加されていないプロテインは恐ろしく溶けずらい可能性があるので注意が必要です。 |
糖分と乳成分を少しずつ加えてフードプロセッサーで混ぜていきます。
せっかくの体に良い「スーパーフード」なので、
糖分はひかえめで仕上げます。(;^ω^)
最後の仕上げは殺菌
納得の味に仕上がったら、耐熱性のある保存容器に移して
保存が効くように湯せんで殺菌しましょう。
※水分を加えて、2~30分温かい温度で混ぜ続けていたので、どんな雑菌がいるかわかりません
殺菌はした方が良いと思います。(;^ω^)
湯せんにかけて、温度計で混ぜながら70℃付近まで温度を上げて5分くらいキープします。
私はこんな感じの温度計を使っています。

※チョコレートが空気を含んでいるせいか、温度変化がかなりゆっくりです。気長にやりましょう。
殺菌したら、今度は水につけてかき混ぜ急速に冷やします。
これは必要かどうかはわかりませんが、
チョコレートの口当たりをよくするために
テンパリングのようなことをしています。
容器を水につけて28℃まで冷ます⇒30℃まで再び湯せん
なんとなく艶が出ている気がしませんか?(;^ω^)
なんとなくテンパリングしたら、
常温くらいまで温度を下げて冷蔵庫で保存します。
完成!タップリ付けても罪悪感無し?
完成したら、パンやパンケーキなどにタップリ塗っていただきます!
糖分控えめで添加物なし!なので、罪悪感ゼロ!
味は「ほぼチョコレート!」最強ですよね?(^ω^)
※水分を加えているので、1週間以内に食べきるようにしましょう。
フードプロセッサーで簡単!ほぼチョコレートレシピ!まとめ
いかがだったでしょうか?
作ってみるとわかりますが、本当に「ほぼチョコレート」です。
ご家庭の邪魔者だったカカオニブが、こんなにおいしく変身しちゃいます。
あまったカカオニブをお持ちの方はぜひお試しください。(^ω^)
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