みなさんこんにちは、私はある喫茶店でエスプレッソに魅了され、
エスプレッソマシンを改造することに飽き足らず、豆にこだわって自家焙煎を始め、自家焙煎店で修業して、資格もとって、お店を出そうとまで考えたエスプレッソマニアでした。
そんな私がとってもおいしいエスプレッソの飲み方を紹介したいと思います。
直火式とエスプレッソマシン味の違いは?
直火式は「マキネッタ」や「モカエキスプレス」などと呼ばれ、ガスコンロなどの熱源による空気の熱膨張や水蒸気によって低圧で抽出します。
エスプレッソマシンはボイラーと電動ポンプなどを使って9気圧程度の高圧で抽出します。
どっちがおすすめ?
好みは人それぞれなんですが、過去にエスプレッソマシンをいじり倒し、現在は直火式で毎日エスプレッソを飲んでいる私としては直火式をおすすめします。
理由は
- 直火式の方が準備、後片付けが楽
- 直火式の方がおいしく抽出するのが楽
- 味はどちらもおいしくて、マシンの方が優れているわけでもない
- 道具にお金がかからない
などです。
ちなみに私はこれの2人用を使っています。
基本的なおいしい入れ方
基本は直火式もマシンも同じで
1.新鮮なコーヒー豆を使う
直前にミルでひく
2.抽出できるギリギリの高圧で抽出する
直火式は粉の細かさで調整(一般的に売られているペーパードリップ用より細か目)
マシンは細かさ&タンピングの圧力で(シビアなので面倒、圧力が低いと酸味が出る)
3.抽出量は少なめに
直火式は規定量の7~8割ほどの水量で
マシンは抽出時の色を見て濃いうちに止める
のような感じです。とにかくマシンはシビアで面倒です。
エスプレッソのおいしい飲み方は?
エスプレッソは苦くて飲みにくい、なんて思っていませんか?
もちろんそんなことはありません、エスプレッソにかなりの情熱を注いできた私がおいしい飲み方を紹介したいと思います。
砂糖はたっぷりと!
まずは基本中の基本ですが、砂糖はたっぷり入れます。
目安として、エスプレッソ30mlに対してティースプーン山盛り1杯ほどです。
私は2人用の直火式で60ml程度を抽出しているので、ティースプーン山盛り2杯入れてます。
砂糖をたっぷり入れると、あら不思議!
あんなにきつかった苦味がマイルドになって、濃厚で香り高いおいしいエスプレッソになります。
砂糖を入れたらしっかりとかき混ぜて溶かしましょう、でないとなかなか砂糖が溶けず苦味がキツくなります。
ちなみに普通の砂糖の代わりに「黒砂糖」を入れたり、胃腸に良い「てんさい糖」を入れたりしてもおいしいですよ。
濃厚ミルク感!悪魔的うまさ!
ぜひとも試していただきたいのが、「コンデンスミルク」です。
濃厚なエスプレッソに濃厚なミルク!カフェラテなんか目じゃないほどのおいしさです。
カロリーがそこそこ高いので飲み過ぎ注意です。
これはおいし過ぎるので、私は封印しています。(;^ω^)
1kgなんかすぐに使い切ってしまうかもしれません…ご注意ください。
クレマを絶対に残したい!
次はエスプレッソマシンで抽出している方むけです。
エスプレッソマシンでうまく抽出できると、濃厚なクレマ(泡)がエスプレッソの表面にできるんですが、
マニアはこのクレマをなるべく消さずに飲みたいものです。ただの泡なんですが…
しかし、砂糖を入れてかき混ぜないとそこそこキツイ…
そんな時におすすめなのが「ガムシロップ」です。
マシンで抽出する前にあらかじめカップに入れておきます。
そして抽出が終わったら混ざってます。かき混ぜる必要もないので、クレマたっぷりのエスプレッソが楽しめます。
夏にはガムシロップと氷を入れておくと、アイスエスプレッソとしておいしくいただけます。
夏の定番!
そして、エスプレッソのアレンジで定番なのが「アフォガード」ですね。
バニラアイスに熱いエスプレッソをかけた物で、イタリア語で「おぼれた」という意味なんですが、
本当におぼれるくらいエスプレッソをバシャバシャ入れちゃうと、シャバシャバになってしまってあまりおいしくありません。
なので、いつもよりもかなり濃く(お湯の量半分くらい)入れたエスプレッソをかけると最高においしいですよ。
エスプレッソのおいしい飲み方!直火、マシンの味の違いは?まとめ
いかがだったでしょうか?エスプレッソ歴十数年による、シンプルでおいしいエスプレッソの飲み方を紹介してみました。
まずは安価な直火式で始めてみるのも良いと思います。
コメント