元コーヒー屋で「コーヒーインストラクター2級」の資格をもつ私がお送りする。
コーヒー自家焙煎の基本シリーズです。
全部読み終えたとき、あなたはプロ顔負けのコーヒー豆を焙煎できるようになっているかもしれません。(^ω^)
シリーズ第一弾
「コーヒー自家焙煎の始め方、必要な道具は?」
それでは行ってみましょう!
コーヒー自家焙煎に必要な道具は?
コーヒーの自家焙煎をおぼえるには、まずはやってみることです。
「習うより慣れよ」ですね。
が!道具がなければはじまりませんので。(;^ω^)
自家焙煎をはじめるために、最低限必要な物を紹介したいと思います。
コーヒー生豆
とうぜん、コーヒーの原料である焙煎されていない「生豆」が必要です。
最初は失敗などもすると思うので、
「ブラジル サントスNo2」や「コロンビア スプレモ」などの安い生豆で十分です。
とにかく安さと量にこだわって選びましょう。
コーヒー生豆は1度に多い量を買った方が値段が安いので、500g~1kgくらいがおすすめです。
コーヒー焙煎機
コーヒー豆を焙煎するには焙煎機が必要なのですが、
コストパフォーマンスを考えた場合、最悪お鍋でもできます。
30分間、お鍋を振りつづける必要があるので、正直言ってめちゃくちゃ疲れます。(;^ω^)
なのでおすすめはしませんが、あえてすすめるなら
アルミ製の雪平鍋です。
高さがそこそこあるので、豆が飛び出しにくく、柄の部分が木製なので
多少こげたりはしますが、プラスチックのように溶けません。
値段も安くて、なによりも軽いのでお鍋を振りつづける負担を少しは軽減してくれます。(;^ω^)
ちなみに私も最初は雪平鍋ではじめました。
もしくは「ぎんなん煎り」です。
名前のとおり、銀杏をいる道具なのですがコーヒー豆焙煎にも使えます。
少し値段は上がりますが、全面網で囲まれているので豆が飛び出す心配がありません。
お鍋でやるよりかは快適です。
これもやっぱり、30分ほど振りつづける必要があるので疲れます。(;^ω^)
ちゃんとした焙煎機を購入予定のかたは後日
「おすすめの焙煎機」の記事をアップするのでお待ちください。
ガスコンロ
コーヒー豆を焙煎するにはガスの火が必要です。
電熱器やIHなどは火力の調整が難しく、ほぼ無理だと思います。
カセットコンロ、もしくはセンサーのついていない1口コンロなどを使ってください。
なるべく火力を微調整できる機種が望ましいです。レビューなどで確認してみてください。
冷却用のザル
コーヒー豆は焙煎したあと、速やかに冷却する必要があります。
なので、焙煎終了後ザルにあけ、ドライヤーやうちわで冷やします。
ご家庭にあるザルでなるべく大きい物を使ってください。
理想としては、四角い形の平たくてなるべく面積の広いザルが良いです。
こういうザルの場合はコーヒー豆を広げて上下に振ることで、
ある程度コーヒー豆が冷えるので便利です。
また、コーヒー豆を焙煎すると「チャフ」とよばれる薄皮がでるのですが、
コーヒー豆を焙煎後、ザルに入れて上下に振ることでチャフを取り除きます。
上記のザルだとコーヒー豆を冷やしながら、
チャフも取り除くことができるのでおすすめです。
焙煎時間をはかれるもの
コーヒー豆焙煎の火力は、何分でハゼがくるか?
で決めるので、タイマーやストップウォッチなど(スマホなどでも可)
時間がはかれる物が必要です。
30分前後の時間をはかれる物なら何でもよいです。
生豆の重量をはかれる物
はかりやキッチンスケールなどでコーヒー生豆の重量をはかり、
毎回同じ量で焙煎をすることでブレを少なくできます。
コーヒー豆を焙煎する時にはなるべく条件をそろえることが重要です。
軍手!
コーヒー豆焙煎は火を使うので、手の保護のために軍手をはめましょう。
軍手は熱に強い純綿のものでなければなりません。
化学繊維の軍手は熱で溶けるのでNGです。
また、軍手は1ダース(12枚)の重さで生地の厚みが決まっており、
とうぜん1ダースの重量が重い軍手のほうが分厚くできています。
目安として1ダースで900g以上の軍手がおすすめです。
その他小物
そのほかにあったほうがよい物をあげておきます。
- うちわorドライヤー(焙煎した豆を冷やすのに使います)
- 掃除機(後片付けはだいじですね。)
コーヒー自家焙煎に必要な道具は?まとめ
だいたいこんなものでしょうか?
実際にみてみると、ご家庭によくある物だったり
そんなに値段の高い物は必要ないことがわかります。
コーヒー自家焙煎の基本、
「コーヒー自家焙煎の始め方、必要な道具は?」
でした、次回をお楽しみに!(^ω^)
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