皆さんこんにちは、2019年12月29日の日曜日19時から
「世界の果てまでイッテQ!冬の2時間SP」が放送されます。
今回は「珍獣ハンターイモトワールドツアー」の企画で西オーストラリアを特集します。
もちろん珍獣ハンターなので西オーストラリア珍獣も紹介されるそうですが、超絶かわいいらしいです。
そこでかわいいに目がない「かわいいハンター」のおっさん(*‘ω‘ *)である私の知識欲が刺激されました。
調べてみるとビルビー、クオッカ、フクロアリクイなどあまり聞き馴染みのない珍獣が出てきました。
そして「幸せな動物の悲しい真実」や「死ぬまで1種類の食べ物しか食べない」など驚きの生態を知ることができました。
西オーストラリアってどんな所?
西オーストラリアは「西オーストラリア州」といってオーストラリア最大の州です。
面積が約253平方キロメートルで日本の面積の6.5倍ほどもあります。しかし面積のほとんどが砂漠です。(なんと9割ちかく!)
グーグルマップの写真で見てみると本当に砂漠ばかりです。真っ茶っ茶です。(;^ω^)
そして西オーストラリアの南西にある州都の「パース」に州の人口が集中しています。
(グーグルマップでみるとそこだけ緑色です。)
人口は約200万人ほどで東京の7分の1しかいません。(東京は約1400万人)人口密度少な!土地が安そうでうらやましい(;^ω^)
とってもかわいい!西オーストラリアの珍獣達!
西オーストラリアに的を絞って調べてみると、かわいい珍獣が色々と出てきました。
今回紹介する西オーストラリア珍獣3種類はいずれも有袋類です。
オーストラリアって本当に珍獣の宝庫ですね。
オーストラリアでは記念日もあるビルビーって!?
ミミナガバンディクートやフクロウサギなどとも呼ばれています。
「ビルビー」という呼び名は先住民族の言葉で長い鼻のネズミという意味だそうです。
オーストラリア固有の有袋類です。
体長40センチ前後で夜行性、ウサギのような大きな耳と長い鼻、尻尾が特徴的なとってもかわいい動物です。
昔は大きいグレータービルビーと、小さいレッサービルビーの2種類がいたそうですが。
小さい方のレッサービルビーは絶滅してしまったそうです。(;^ω^)
現在生きている大きいビルビーも長い耳がとってもかわいいのですが、レッサービルビーは小さくてさらにかわいかったんだろうと思います。
とても残念です。(/ω\)
生き残ったビルビーも入植者が持ち込んだ動物(猫とキツネ)や環境破壊などによって絶滅の危機に瀕しています。
昔はオーストラリア全土の比較的乾燥した地域に生息していましたが、
今では西オーストラリアを含む限られた地域に少数生息するのみになってしまいました。
なんとオーストラリアでは9月の第2日曜日が「ナショナル ビルビー デイ」という祝日になっています。
さらにキリスト教のイースターというお祝い事では着色した卵やウサギの形をしたチョコレートなどを使用するのですが、
オーストラリアではウサギの代わりにビルビーの形をしたチョコレートを使い、
その売り上げの1部がビルビーの保護に充てられるそうです。
ビルビーは本当にオーストラリアの人々に愛されていますね。(^ω^)
世界一幸せな動物!?クオッカとは?
カンガルー科のクオッカ(Quokka)ワラビーという種類で小さくてかわいいワラビーの中でも一番小型です。
体長は40センチほどで体重は3キロほどしかなく、まさしくカンガルーのミニチュアって感じです。
クオッカも入植者が持ち込んだ動物(もちろん猫やキツネ)や生息地である湿地帯の減少などが原因で
西オーストラリアの本島に生息していた個体はほぼ絶滅してしまったらしいです。(;^ω^)
しかし西オーストラリアの離島である「ロットネスト島」には天敵が少なく手厚く保護されているため生息数が多いです。
ロットネスト島のいたる所で会え、好奇心が強く天敵が少ないので写真撮り放題です。
クオッカの顔を下からのアングルで(けっこうきつい体勢?)
写真におさめた時の表情が口角が上がって笑顔のように見えるので、
「世界一しあわせな動物」と呼ばれています。たしかに笑顔でめちゃくちゃかわいいですね!
しかし注意が必要です!
人懐っこく近づきやすいのですが保護対象の動物なのでクオッカに触ってはいけません!
触ると300オーストラリアドルほどの罰金を課されるそうです。(;^ω^)
またクオッカもカンガルーと同じようにお腹の袋で子供を育てるのですが、
天敵に追われるとお腹の子供を外に出し、その子供をおとりにして逃げてしまうそうです。(/ω\)
うーん・・・悲しいけどやはり自然は厳しいですね。
顔で笑って心で泣いているのかもしれません・・・
リスにそっくり!フクロアリクイ!
フクロアリクイ科のフクロアリクイ属という徹底的にフクロアリクイな動物?でナンバットとも呼ばれている有袋類です。
よく聞くアリクイの種類ではありません。
あくまでフクロアリクイ科のフクロアリクイ属のフクロアリクイです!(;^ω^)
体長25センチ前後で長い尻尾とこれまた長い舌を持っていて歯はほぼ無いそうです。
見た目がシマリスと似ていてとってもかわいいですね。
エサは長い舌を使って白アリをたべます。
むしろ白アリしか食べません!水も飲まないそうです。なので歯も退化してしまったのでしょう。
フクロアリクイは1日に白アリを最大2万匹も!(どうやって数えたのだろうか・・・)食べるそうです。
白アリどんだけー!?って感じですね。(;^ω^)
フクロアリクイの生息地は西オーストラリアの南西部、ユーカリが生える比較的乾燥した森です。
が、あくまで白アリの繁殖に適した環境でしか生きられません。
昔はオーストラリア南部全域で生息していましたが・・・
ここでも登場!入植者が持ち込んだ動物
(ニャー!コンコン!・・・また君たちか(;^ω^)
や生息地の減少によって、今では西オーストラリアの南西部のごく一部にしか生息していません。
フクロアリクイもまた絶滅危惧種です。
西オーストラリア珍獣まとめ【世界の果てまでイッテQ!】
- 西オーストラリアのかわいい珍獣たちは絶滅の危機に瀕している。
- 外来種の影響がとても大きいことが改めてわかる。
- ニャンコの戦闘能力恐るべし!
日本でも外来種は色々と問題になっていますが、オーストラリアの問題も深刻ですね。
在来種の弱い種類(小さくてかわいらしい動物多数)の動物が絶滅の危機に瀕していると思うと、「かわいいハンター」のおっさん(*‘ω‘ *)も心が痛みます。
幸いオーストラリアの人々は保護活動にも力を入れている感じなので私も陰ながら応援したいと思います。



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