ズワイガニ,オスとメスの大きさの違いやおいしい蟹の見分け方をわかりやすく解説!【秘密のケンミンSHOW】

2020年1月16日の木曜日21時から日テレで

秘密のケンミンSHOW2時間SP!冬の王者!福井越前ガニVS福岡水炊き!

が放送されます。

冬といえばまさに「蟹」といった感じですが、

越前蟹をはじめとした、ズワイガニのブランドってたくさんありますよね?

そこで今回は越前蟹(ズワイガニ)の詳しい生態

よく言われている「甲羅に黒い虫の卵が付いている蟹はおいしい」の本当の理由、

越前ガニの旬や解禁日、さらに「極」という最高級の越前ガニなど

色々と紹介したいと思います。

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ズワイガニの詳しい生態

ズワイガニはケセンガニ科、ズワイガニ属の「ズワイガニ」です。

オスとメスで大きさが異なり、

オスの場合足を含めると70センチほどに、甲羅の幅は14センチくらいになります。

メスはオスの半分程度の大きさまでしか育ちません。

その理由ですが、蟹が大きくなるためには脱皮して硬い殻を脱ぎ、

新たにサイズの大きな殻へと着替えていく必要があります。

しかし、メス蟹は産卵する年齢になると、それ以降は脱皮をしなくなります。

そのため脱皮の回数がオス蟹より少なく体も小さいのです。

ズワイガニは雑食性で、貝類や魚、クジラなど動物の死骸から

釣りエサによく使われるイソメやゴカイなどのニョロニョロ系まで、色々と食べます。

生息地は山口県以東の日本海と、茨城県以東の太平洋からオホーツク海、ベーリング海、カナダまでとけっこう広く生息しています。

そして水深200~600メートル、水温0~3度の深海を主な住処とします。

驚くことに生まれてから漁で捕獲できるようになるまでに、10年以上かかるそうです。

貴重ですね、どおりで漁期や採ってもいいサイズなど、厳しく制限されているわけですね。

食べる時は感謝して丁寧に食べなければなりませんね。(;^ω^)

おいしい蟹の見分け方とその理由

蟹は冷凍してしまうと解凍した時に旨味が逃げてしまいます。

かつ、生きている蟹でも長期間生けすにいると身が細り、ストレスなどで味も悪くなってしまいます。

なので、やはり水揚げされたばかりの蟹を産地でいただくのが一番です。

また、甲羅に黒いブツブツとした虫の卵が付いている蟹は味が良いと言われています。

※ちなみに黒い卵は「蟹ビル」の卵です。蟹ビルと呼ばれていますが、蟹の甲羅に卵を産み付けるだけで寄生はしません、主に魚の体に吸い付いて体液を吸います。

その理由ですが、まず蟹が脱皮するのにはかなりのエネルギーを消耗するので味が落ちます。

かつ、殻が大きくなった直後なので肝心の中身がスカスカです。

しかし、甲羅に虫の卵が付いているということは、脱皮した後にじゅうぶん時間が経過しているということです。

なので、身がしっかり詰まっていて旨味も十分な場合が多いのです。

これが「甲羅に黒い虫の卵が付いている蟹はおいしい」と言われる所以です。

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越前ガニの解禁日や各地のブランド蟹を紹介

おいしい蟹を食べるには、産地で水揚げされたばかりの物を選ぶのが最も良いとされています。

なので越前ガニ(ズワイガニ)の漁期である解禁日11月6日~3月20日がブランド蟹の旬です。

ここで各地のブランド蟹を紹介します。

越前ガニ

ブランド蟹の元祖とも言われる

福井県の漁港で水揚げされる「オスのズワイガニ」です。

福井県の越前海岸の沿岸は急深になっており蟹の漁場が漁港から近く

船で1~2時間しかかからないので、蟹を鮮度の良いまま消費者の元まで届けることができます。

さらに越前沖は暖流と寒流がぶつかるポイントになっており、蟹のエサである

小魚やプランクトンなどが豊富なので、おいしい蟹が育つ条件がそろっています。

福井県でとれたズワイガニのオスには「越前ガニ」の証明である黄色いタグが付けられます。

さらに越前町では独自の基準

  • 重量が1.5キロ以上
  • 甲羅の幅が14.5センチ以上
  • 爪の幅が3センチ以上

という厳しい基準をクリアした越前ガニにのみ許される最高級ブランド

「極」があり、その基準をクリアした蟹には

「極タグ」が付くそうです。う~ん・・・タグ付けすぎ問題(;^ω^)

しかし、お金に余裕があったらぜひ食べてみたいですね。

松葉ガニ

山陰地方である兵庫県、京都府、鳥取県、島根県で水揚げされる「オスのズワイガニ」を松葉ガニと呼びます。

越前ガニと双璧をなす有名なブランド蟹ですね。

山陰沖の大陸棚の海底は、火山の噴火により火山灰が積もった堆積土で栄養が豊富らしく。

蟹のエサも豊富です、なのでそこで育った松葉ガニは味も身入りも最高です。

また、越前ガニと同じくズワイガニを新鮮なまま水揚げできるので鮮度も抜群です。

松葉ガニはさらに水揚げされた漁港によってもブランド蟹があります。

  • 間人蟹(たいざがに):京都府丹後半島の間人港に水揚げされたオスのズワイガニが間人蟹と呼ばれます。
  • 舞鶴蟹(まいづるがに):京都府の舞鶴漁港で水揚げされたオスのズワイガニ
  • 柴山蟹(しばやまがに):兵庫県の柴山港で水揚げされたオスのズワイガニです。
  • 津居山蟹(ついやまがに):兵庫県の津居山港で・・・以下同文

え~・・・ブランド乱立問題・・・(;^ω^)

とにかく!どの松葉ガニも抜群においしいはずです!

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他にもブランド蟹がたくさん!

他にも石川県で水揚げされた加能蟹

北海道で水揚げされた北海道松葉蟹

など各地にブランド蟹が乱立・・・いやたくさんあります。(;^ω^)

旅行に行った際にはぜひとも食べてみてください。

ズワイガニの生態とブランドまとめ

いかがだったでしょうか?

ズワイガニのブランドって日本海側にたくさんあるんですね。

太平洋側でも取れるはずですが、やはり日本海の環境がおいしい蟹の生育に適しているということでしょうか。

冬の日本海ならスキーやスノーボードを楽しみ、温泉で温まったあとに

おいしい蟹料理を食べる、なんてコースが最高ですね。

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