皆さんこんにちは、
テレビの番組表を見ていたら2019年12月27日の金曜日に
「実録!金の事件簿8 年末最後の戦いSP」が放送されるようです。
その中で気になったのが「税金Gメン」です。
税金滞納者のお宅にうかがい、とっても冷静に
バンバン金目の物を差し押さえしていく方々、
あまりお世話になりたくない人達ですよね?(;^ω^)
ネットで調べてみると、「税金を納めるのは当然」
という肯定的な意見もあったのですが、
「ひどい!」とか「むかつく!」とか「クズ!」とか
批判的な意見もけっこうあることが興味深いです。
税金Gメンはひどい?むかつく?クズ!?【評判について】
ということで批判的な意見を色々と見てみると、
大きくうなずいてしまうようなところもあります。
- 政治家や公務員のとんでもない税金の使い方に対して憤慨している方々。
たしかにあんなひどい使い方されたら税金払いたくもなくなりますね(;^ω^)
もちろん払いますけど!
- 大企業やお金持ちはずる賢い手口(合法的に)で大幅に税金が免除されている
という不公平感から。
(「研究開発費減税」や「外国の子会社から受取った配当の益金不算入」や「タックスヘイブン」など大企業しかできない抜け穴がたくさんあります。)
- 法人税を値下げして消費税を増やす
というのも一般国民の税金に対する不信感を上げているのではないでしょうか?
私のような貧乏人は憤慨しています!(#^ω^)
そこで、「税金Gメン」と呼ばれる人達について実際何者なのか?
色々と調べてみると、意外な事実と思わずうらやましく思ってしまう待遇がわかりました。
税金Gメンの実態とは!?
まず大前提として、
テレビ番組で放送されている内容はあくまでも
視聴者にインパクトを与えるためのエンターテイメントであり。
演出や脚色(悪く言うとやらせ)などがされています。
事例も極端な内容のものがほとんどです。
(そりゃそうですよね。テレビだって商売ですからスポンサーのために視聴率を稼がなければなりません。)
なのでいったんテレビ番組の中の「税金Gメン」とは切り離して考える必要があります。
税金Gメンって公務員なの?
税金Gメンは公務員ですが、地方税と国税で違いがあります。
全国各地の市役所で働く地方公務員です。 住民税や固定資産税、国民健康保険などの納税者が住んでいる地域に払う税金をあつかいます。 |
国税専門官という税務署などで働く専門の国家公務員で 所得税や法人税、消費税など国に払う税金をあつかいます。 |
そしてよくテレビに出てくるのが地方税徴収吏員(ちょうしゅうりいん)と
国税徴収官という各所の差し押さえを担当する人達です。
恐ろしいことにどちらの徴収員も裁判所の令状や納税者の同意無しに、
身分証をしめすだけで家宅捜索や差し押さえができてしまう!
ということです。おそろしや~!(/ω\)
税金Gメンになるには?
- 地方税の税金Gメン
地方税の徴収は各地方にある役所の仕事なので
市役所で働く地方公務員になって、税務課に配属されたら地方税の「税金Gメン」です。
これは少し意外でした。
別に税金取り立ての仕事に興味が無くても配属されたらなれてしまうわけですね。
(人事異動の際に若干考慮されるのかもしれませんが)
こういう場合個人それぞれの性格によってはけっこう精神的負担も大きそうですね。
- 国税の税金Gメン
「国税専門官」といって、なるためには「国税専門官採用試験」
という試験に合格する必要があります。
国税専門官の場合、公務員の基礎能力試験に加えて
専門試験といわれる民法、商法、会計学などの試験もあり
なかなか難易度が高そうです。
公務員試験の競争力も凄いですが、国税専門官の倍率も10倍以上と高いです。
税金Gメンになるにはけっこうな努力が必要です。
税金Gメンの給料などの待遇は?
地方公務員なので総務省の「地方公務員給与の実態」を参考にみてみると
|
国家公務員なので多種多様な職種がありますが、 ざっくりとした感じ地方公務員よりも給料が少し多く
|
という感じで一般企業で働く日本人の平均年収は400万前後といわれているので、
比べるとさすが公務員といったところですね。
しかも土日祝休みで、有給が年20日以上もらえるらしいのでやはり良い待遇です。
税金Gメンの実態まとめ【実録!金の事件簿】
|
色々と調べてみたところ、差し押さえというのは最終手段であり、
税金が払えないなら窓口に相談に行ったり、
一括で払えないまでも分割で少しずつでも払うなど
払う意思があるということをしめせば、
よっぽどのことがない限り起こらないらしいのです。
しかも、生きるために必要な物や、商売のために必要な物などは
差し押さえできない法律になっています。
テレビ番組の「実録!金の事件簿」などで放送されている
税金滞納者の方々というのはよっぽどの人達であり、
あまり同情する必要はなさそうです。(;^ω^)
コメント